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M女のSM体験談

隠された熱情と初めての解放(K子)

  • 2026
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普段は事務の仕事をしていて、休日は古着屋さんを巡ったり、純喫茶で本を読んだりして過ごしています。周りからは「大人しいね」ってよく言われるんですけど、実は……ずっと、誰かにすべてを委ねてみたいって思っていたんです。毎日自分で決断して、周りの空気を読んで生活するのに、すっかり疲れてしまっていて。そんな時に彼のブログを読んで、気づいたら自分から連絡していました。本当に出来心だったんですけど、今思えば限界ギリギリのSOSだったのかもしれません。

待ち合わせの駅前では、もう心臓が飛び出そうなくらい緊張していました。だぼっとしたヴィンテージのカーディガンを着て、大きな丸メガネをかけて、なるべく目立たないように下を向いて待っていたんです。でも、人混みの中から現れた彼は、ブログの少し冷たい文章のイメージとは全然違って、すごく落ち着いた、静かな佇まいの大人の男性でした。ただ、その瞳の奥には、私の隠している本音まで全部見透かしてしまうような鋭さがあって……思わず目を逸らしてしまいました。

近くのカフェに入って少しお話をしたんですが、私がぽつりぽつりと話す「日常から抜け出したい」というとりとめのない本音を、彼は急かすことなく静かに聞いてくれました。彼の手の動きや、落ち着いた声のトーンを聞いているうちに、不思議と安心していく自分がいたんです。グラスの水滴をなぞる私の手が微かに震えているのを見て、彼はただ小さく頷いてくれました。その瞬間、「ああ、この人なら私をちゃんと壊してくれるかもしれない」って、怖さよりも強い期待を感じたのを覚えています。

ホテルの一室に入って扉が閉まった瞬間、外の音が全部消えて、自分の鼓動だけが部屋中に響いているみたいでした。

「緊張しているなら、ゆっくりでいいよ」

彼のその低く落ち着いた声が耳に届いて、そっと肩を抱き寄せられました。厚手のカーディガン越しでも、彼の手のひらの熱がはっきりと伝わってきたんです。ゆっくりとボタンが外されて、ずっと自分を隠していた布が床に滑り落ちました。普段のゆったりとした服で隠していた私の肌が、彼の視線にさらされます。恥ずかしくて、思わず両手で胸元を隠して、きゅっと唇を噛み締めました。頬がカッと熱くなって、顔が真っ赤になっているのが自分でもわかりました。

ベッドに横たわらされて、手足を拘束されました。自由を奪われた瞬間、胸の奥で焦りが生まれたのは事実です。でも、それと同時に「もう自分では何も決めなくていい、すべてを委ねていいんだ」という圧倒的な解放感が押し寄せてきたんです。

「怖い?」という彼の問いかけに、私は首を横に振りました。もう気の利いた言葉なんて言えなくて、ただ熱を帯びて潤んだ瞳で彼を見つめ返すことしかできませんでした。

ひんやりとした冷たい玩具の先端が、熱を持った肌に触れます。ビクッと大きく肩が跳ねて、口から短い吐息が漏れてしまいました。静かな部屋に、モーターの低い駆動音と、私の乱れた呼吸だけが響きます。徐々に出力が上がっていくと、もう堪えきれなくて顔を背け、シーツを強く握りしめました。額にじわっと汗が浮かんで、首筋から胸元にかけて、自分でもわかるくらい生々しい紅潮が広がっていきます。恥ずかしい言葉なんて口にできないのに、必死に声を殺そうとすればするほど、体の内側で渦巻く快感がどんどん暴走していくんです。

拘束された手足が、行き場のない熱を持て余して、無意識のうちにもがいてしまいます。普段の大人しい自分からは想像もつかないような、本能剥き出しの反応でした。メガネの奥の視界は涙ですっかりぼやけてしまって、焦点なんてまったく合いません。

「もう、我慢しなくていいよ」

耳元で優しく囁かれたその言葉で、私の中で張り詰めていた最後の理性がぷつんと切れました。さらに深く、容赦のない刺激が与えられます。限界を迎えた肉体が、シーツの上で弓なりに大きく反り返りました。

声にならない甲高い悲鳴が喉の奥で鳴って、指先から足先まで、全身を駆け巡る電流のような衝撃が走りました。首を激しく振りながら、とめどなく涙を流して、ただ圧倒的な快感に翻弄されるしかなかったんです。何度も何度も押し寄せる波に飲み込まれて、完全に理性を手放しました。ただ与えられる熱に身を委ねて、まるで子供みたいに泣きじゃくりながら、絶頂の余韻の中で小刻みに震え続けていました。

すべてが終わって拘束を解かれた後も、しばらくの間は放心したようにベッドに沈み込んでいました。やがて、ゆっくりと身を起こすと、体はひどく熱を持っていたけれど、頭の中は驚くほどスッキリとしていたんです。彼の胸に顔を埋めると、すっかり満たされた安心感が全身を包み込んでくれました。

頭の中が真っ白になって、自分の肉体じゃないみたいでした。待ち合わせの時の不安なんて完全に消え去っていて、未知の扉を開いて、本能のままに生きる新しい自分に出会えたという、確かな充足感だけが残っていました。

数日後、私は彼に「また、あの熱さを教えてほしいです」と短いメッセージを送りました。次に会うときは、もうあの大きなカーディガンで自分を隠す必要はないって思っています。

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